ひげなむち「みすでぃれくしょん」淫靡に乱れる女の子とNTR

今回はひげなむち先生の単行本「みすでぃれくしょん」の紹介です。寝取らせ、寝取られならぬ、「ながされ」という彼氏がいながらもエッチな状況に抗えず、ながされてエッチしてしまうというNTRの新ジャンルを開拓したひげなむち先生の単行本となります。

個人的にはとっても気に入っている作家さんで、NTRに関しては、純分は薄いものの、ながされてエッチしてしまうというシチュの魅力が素晴らしくぬけるんですよね。

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本の構成は全3話の中編が1本と独立した短編が7本になっています。適度な読みごたえとエロのバランスが良い構成になっていると思います。

激しいNTRやハードな凌辱描写はなく、じわじわとくるウエットな背徳感と肉欲で作品を彩っている作家さんといえるでしょう。NTR以外でも、肉欲、性欲といったエッチから得られる快楽が作品の中心になっていて、男性側の性的欲求や支配欲によって堕ちていく様子が描かれています。

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NTR的な要素としてはレギュラーを確保するために繰り返させられる監督への強制凌辱が描かれる短編「みすでぃれくしょん」や痴話喧嘩からヒロインが寝取られてしまう、と思いきや意外な展開に発展する短編「えろばな」などがあります。が上でも書いたとおり純NTR作品とはいえず、物足りない方もいるかもしれません。

そんな寝取られや催眠による凌辱、年下の女性に翻弄されるシチュ等、倒錯的な話が多いですが、物語のラストが暗く終わることもなく、曖昧に終わる事も多いので、沈み込むような感じにはなりません。純粋に作風が合えばエロを楽しむヌキツールとして優秀であるといえると思います。

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ヒロインのバリエーションに関しては比較的ローティーンでまとまっていますが、エロ漫画ではあまりスポットが当たらない女子大生風のヒロインも登場しています。お嬢様や、部活少女、不良少女に地味子、黒ギャル、幼女?と幅広く取りそろえられています。

そんなヒロインたちですが快楽への強欲から抜け出せなくなるキャラクターもいれば、淫らな欲望を素直に叶えているからこそ魅力を増すタイプのキャラクターも存在しており、総じてエロい。エロいんです。

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エロと快楽に対する本音と建前が交錯し、その建前を引きはがすことで押し出されるエロさはNTR、非NTR問わず実に実用的といえましょう。

柔らかくふんわりとした絵柄は、素朴で可愛らしいながら、ボディラインはむっちりしていてエロさを引き立てます。普通サイズの乳から巨乳までが登場しますが、どれも柔らかさとふんわり感を備えており満足感は高いでしょう。

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プレイの内容はスタンダードでシチュエーションで勝負するタイプではあるものの、ヒロインの快楽や肉欲を引き出すエッチシーンは強烈で濃く、倒錯性も相まって破壊力抜群。

焦点が定まらない瞳やハートマークが浮かぶ瞳といった印象的な瞳の表現、乱れた描き文字で表現される口から漏れ出す嬌声、柔肌をじっとりと濡らす汗や秘所から零れ出してくる愛液などの適度な分量で、エロ演出の濃厚さはそもそもの肢体描写が比較的シンプルである故に効果は抜群だ。

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複数回も多く、ぶっかけ中出し孕ませ宣言などフィニッシュも印象的なのがエロをさらに強調してくれています。恋愛要素がない、という訳ではないのですが、その恋愛要素すらもダークな要素に結び付けている作品が多いのもエロさを補正していると思います。

純NTR作品とは言い難いですが、NTRも持つ背徳的要素満載の実用度満点の一冊でした。ひげなむち先生の他作品もこのブログで紹介しているのですが、そちらの方がよりNTR度は高いのでNTRにこだわるなら、まずはそちらから読むのをお勧めします。

ともかく個人的にもお気に入りの作家さんですので、一押しの一冊でした。

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